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ドルフィン (係留施設) ドルフィンは、港湾内の水域に杭などを打ち込んで作る係留施設である。沖がかり施設の一つ。係船杭(けいせんくい)ともいう。また、ドルフィンが設置されている海域を「海の岸壁」すなわちシー・バース(英: Sea Berth)と呼ぶこともある。
== 構造 == ドルフィンを構成する柱杭は、木製ないしケーソンや矢板で作られ、陸域から離れた海底に打ち込んで固定される。柱杭の上部は水面上に出ており、船舶が係留できるようになっている。 一般的にドルフィンは、係留のためのロープ(係留索という)をかけるためのムアリング・ドルフィン (Mooring Dolphin) 、船舶が接舷するためのブレスティング・ドルフィン (Breasting Dolphin) 、荷役を行うためのプラットフォームが一式となって構成されている。 通常、ムアリング・ドルフィンはドルフィン全体の両端に位置し、荷役用プラットフォームが中央に位置する。そしてブレスティング・ドルフィンは、プラットフォームをはさむように設置される。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ドルフィン (係留施設)」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Dolphin (structure) 」があります。
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