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驟雪[しゅうせつ]
驟雪(しゅうせつ、)とは、対流性の雲から降る雪のこと。しゅう雪。降雪強度が急に変化し、降り始めや降り止みが突然で、空間的な雪の分布を見ても変化が大きく散発的であるのが特徴。特に、短時間で止むような一過性の驟雪をにわか雪という。 == 概要 == 対流性の雲とは、積雲や積乱雲のことである。これらの雲は、大気が不安定な時に上昇気流により垂直方向にもくもくと発達する一方、水平方向への広がりが小さい。そのため、一つの雲が通過する際に降る雪は、平均で十分程度、長くても数十分であり、すぐ止んでしまうのがふつうである。 複数の雲が連続して通過すると、降り出してはすぐに降り止むことが繰り返され、強度変化の激しい雪が続いているものとして観測される。このように長く断続的に降り続く雪を、特に冬の日本海側では時雨(しぐれ)や雪時雨と呼ぶ。 日本海側の冬の驟雪は、雷や雹を伴うこともある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「驟雪」の詳細全文を読む
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