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保存修復学[ほぞんしゅうふくがく] 保存修復学(ほぞんしゅうふくがく、英語:operative dentistry)は歯学の一分野で、う蝕などの歯の硬組織疾患に対する、検査、診断、治療などに関して体系化した学問〔平井ら, p.1〕。 == 歴史 == 8世紀にはう蝕による欠損に対する修復が行われていた〔平井ら, pp.2-3〕。学問として体裁を整えはじめるのは19世紀末になってからで、グリーン・バーディマン・ブラックが学問として体系化した〔平井ら, p.3〕。以後、修復法・修復材料や医療器具の改良や開発、う蝕学の進歩により発展・変化してきた〔。 古くはアマルガム修復法や金箔充填修復法によって修復していた。しかし金属の酸化や入手困難な貴金属であることの弊害、適合性や、物性の改良を目指しインレー修復法が開発された。このインレー修復法には鋳造修復法、ポーセレン修復法、CRインレー修復法などがある。 インレー修復法は修復するための陰型を移し取り、口腔外において修復物を作製する手間があるため、従来のアマルガム修復や金箔修復法に劣る面があった。そこで、一回の処置で修復し、審美性も兼ね備えているコンポジットレジン修復法やグラスアイオノマー修復法が考案された。 修復物の接着技術の向上とともに、機能回復のみならず審美性の回復が容易なラミネートベニア修復法も考案されている。
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