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保守新党[ほしゅしんとう]
保守新党(ほしゅしんとう、英称:New Conservative Party, NCP)は、かつて存在した日本の政党。 本項目では、本政党結成の歴史的経緯から、事実上の前身である保守党(ほしゅとう、英文名称は同じ)についても説明する。 == 保守党 == 2000年3月、自自公連立政権からの離脱に傾く自由党党首小沢一郎及び同側近グループに対し、連立継続を望む海部俊樹最高顧問、野田毅前幹事長、二階俊博運輸大臣、中西啓介選対委員長らを中心としたグループが新党を結成した。この時、自民党の野中広務らが自由党の中間派議員に選挙協力などで説得した結果、参加者は自由党所属国会議員(50名)の過半数に達する26名となった。保守党は過半数の参加を基に自由党へ分党要求をしたものの一貫して拒否されたため、やむなく離党による新党結成という手続きをとり、政党助成金は同年6月の総選挙後まで交付されなかった。 初代党首は当初、野田が有力視されていたが幹事長を希望、海部も固辞。選挙の顔として元女優で当時参議院議員の扇千景が就任した。しかし総選挙ではわずか7議席に留まり、一方小沢率いる自由党は4議席増の22議席を獲得した。 翌年7月の参議院選挙では、改選数2に対して当選者が比例代表の扇党首一人に留まったために責任論が噴出、同年9月に退陣する事になった。なお、この選挙では保守とホスピタルを掛けた「ホシュピタル」というCMが放映された(女医に扮した扇が出演した)。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「保守新党」の詳細全文を読む
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