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信[まこと, しん] 信(しん)は、一般的には真実で偽りのないこと〔小川「信」(2004)〕。信用。信仰。宗教・倫理の分野においてさまざまに用いられる。 == 儒教における「信」 == 儒教においては、五常(仁義礼智信)の一徳目であり、友情に厚く、人をあざむかないこと、誠実なことをいう〔。孔子は「民、信なければ立たず」(人間は信がなければ生きていくことができない)と「信」の重要性を指摘している〔『倫理、政治・経済用語資料集』p.45〕。孟子は、人が守るべき「五倫」の道のなかに「朋友(ほうゆう)信あり」として「信」を守るべき徳のひとつとして掲げている。また、孟子の四端説における「仁義礼智」の四徳に対し、前漢代になって、五行説にもとづいて董仲舒により「信」の徳目が付け加えられ、合わせて「仁義礼智信」の「五常」と称された〔廣常「五常」(2004)〕。
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