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信濃銀行[しなのぎんこう]
信濃銀行(しなのぎんこう)は、昭和時代初期に長野県上田市に本店を置いていた銀行。一時は長野県最大の金融機関であったが、世界恐慌の煽りを受けて経営が行き詰まり、1931年に整理が始まった。 == 概要 == 信濃銀行は、1927年に起きた昭和金融恐慌に対処するため、1928年5月、永続銀行(小県郡神川村)、小諸銀行・中信銀行(ともに上田市)などの東北信地方の9つの銀行が合併して発足した銀行であった。小林久七が初代頭取に就いたが、ほどなくして1929年の世界恐慌に影響されて発生した昭和農業恐慌のために経済的打撃をこうむり、1931年には経営の続行が不可能となる。銀行の経営首脳陣は整理を債権委員会に任せて総退陣し、長野県最大の金融機関として誕生した信濃銀行は誕生から3年ほどで消滅した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「信濃銀行」の詳細全文を読む
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