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信用協同組合 : ウィキペディア日本語版
信用協同組合[しんようきょうどうくみあい]

信用協同組合(しんようきょうどうくみあい、Credit Cooperative または Credit Union)とは、日本において預金の受け入れ、資金の移動や貸し出し(融資、ローン)、手形の発行などを行う金融機関の一つである。現在の根拠法である中小企業等協同組合法の制定以前から信用組合という呼称が一般的であり、略称は信組であるが、読み方について業界団体では「しんくみ」で統一している。2014年12月31日現在、全国に154の信用組合が存在する。
== 概要 ==
中小企業等協同組合法第3条に規定された中小企業等協同組合の一つで、第9条の8で事業分野が規定されている。業務内容について詳細を定めた法律としては協同組合による金融事業に関する法律が存在するが、同法は多くの部分で会社法銀行法金融商品取引法を準用している。
基本的には銀行信用金庫と同様の業務を行っており、小切手法においては銀行と同視されている。信用金庫や農業協同組合などと同じ非営利組織組合組織)であるが、組合員以外の預金の受入が全体の20%以内に制限されている点で信用金庫などと異なる〔信用組合と銀行って同じじゃないの? 〕。
一部の信用協同組合の間では、相互のATM利用手数料を無料化するサービス「しんくみ お得ねっと」が実施されているほか、セブン銀行とのコンビニATMによる提携(片乗り入れ)、それにイオン銀行とのATM相互出金提携(こちらでは有料)も実施されている。
日本各地の信用組合は、一般社団法人全国信用組合中央協会(全信中協、)を構成する。また信用組合の系統中央機関=中央金庫の機能を有するのが、全国信用協同組合連合会(全信組連、 )である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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