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『信長の野望・戦国群雄伝』(のぶながのやぼう・せんごくぐんゆうでん)は、1988年12月に光栄(現・コーエーテクモゲームス)から発売された歴史シミュレーションゲーム。「信長の野望シリーズ」の第3作目。音楽は菅野よう子が担当〔一部の曲は山本光男が担当。〕。「群雄伝」とも略される。 PC-88SR版が発売された後、さまざまなパソコン機種や家庭用ゲーム機などに移植された。Windows版は「コーエー25周年記念パック」のVol.4に収録されているものはPC-98版復刻で、「コーエー定番シリーズ」のものとは別である。 なお本項では、本作をベースにしているゲームボーイカラー用『信長の野望 ゲームボーイ版2』についても併せて記述する。 == 内容 == === 概要 === 戦国大名を選び、全ての国を攻め取り、全国統一を目指すゲームである。 前作からの改良点は第一に、後のシリーズでは標準ルールとなる、配下武将の概念ができた。全国で約400人の実在武将が各地で大名の下に配置され、各武将の行動力パラメーターが規定値に達すると、各武将に何回でもコマンドを実行させることが出来る。ただし、行動力の回復は毎月武将の政治力の30%ずつ(最高200)なので武将の政治力の高さは重要である。次に、戦闘の野戦に朝、昼、夜の概念ができ、夜には敵部隊に夜襲を仕掛けることもできるようになった。さらには篭城戦も登場した。 また、前作同様、歴史イベントとして「本能寺の変」を発生させることができた。隠しイベントであり、本能寺の変イベントはその後のシリーズにも収録される定番イベントの一種になった。また、強大な勢力を持った大名に幕府より追討令が発せられることもある。 前作に比べてBGMの数も増えており、織田信長専用のBGM(通常時、戦闘時とも)も用意されている。一般大名のメインテーマや機能コマンドのテーマなど、その後のシリーズでもアレンジされて繰り返し使用されている曲もある。 内政のコマンドも幅が増え、戦闘に徹して領土拡張するか、内政をじっくりやるかプレイヤーの自由度は大きくなった。このようにシリーズ初となった要素が多かった今作だが、容量の関係からか或いは主人公である織田信長とは関連性が薄いためか、登場する舞台が関東から中国・四国地方までになっており、東北や九州が省略されているために伊達氏や島津氏などは登場していない(ただしFC版以降に発売された機種では、伊達氏出身の伊達成実が浪人として登場している)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「信長の野望・戦国群雄伝」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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