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『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』(おれのいもうとがこんなにかわいいわけがない)とは、伏見つかさによる日本のライトノベル。イラストはかんざきひろが担当している。電撃文庫(アスキー・メディアワークス)より、2008年8月から2013年6月まで刊行された。全12巻。本作を原作とする漫画、ドラマCD、アニメ、ゲームなどのメディアミックス展開が行われている。 公式な略称は『俺の妹』〔。『俺妹』(おれいも)と略されることもある。 == 概要 == 垢抜けていて勝ち気な妹が隠し続けてきた「実は隠れオタク」という秘密を知ってしまったことから、不仲だった妹に振り回されることになった兄の奮闘を描くコメディー作品。若年層向け作品の表現範囲内ではあるものの、妹が愛好する「妹萌え」の男性向けアダルトゲームを物語の軸としながら、反りの合わない兄妹の関係性の変化を描いていくという構造のホームコメディになっている。物語の題材の一部には世間では受け入れられていない趣味(アダルトゲームなど)を愛好することで生じる家族や友人との対立や、数ある同様のコンテンツの中でもアニメやゲームばかりが槍玉に挙げられることについての皮肉とも受け取れる内容も扱われている〔。 企画時は決して大ヒットを狙った作品ではなく〔、著者である伏見つかさはこれが人生で最後に出版する作品になる覚悟で書いたと述べており〔〔小説第3巻、裏表紙カバー袖。〕、実際に発売前は電撃文庫での扱いも小さかったというが〔 〕、発売後間もなく、インターネット上では実在の個人ニュースサイトが作中に登場することが大きな話題となった〔〔〔。アニメ化が発表された2010年5月時点ではシリーズ累計で公称120万部〔を売り上げ、2013年6月時点での累計発行部数は500万部である。 本作を原作とするメディアミックス展開として、いけださくらによる漫画化作品が「電撃G's magazine」(アスキー・メディアワークス)にて、2009年3月号から連載された。2010年3月には原作小説の内容にオリジナルエピソードを加えたドラマCDが発売され、2010年10月から12月にかけては深夜帯でのテレビアニメ版が放送され、その後2013年4月より6月にかけてアニメ第2期が放送された。2011年1月にはPlayStation Portable用ゲームソフトが発売され、翌2012年5月には続編作品『俺の妹がこんなに可愛いわけがない ポータブルが続くわけがない』が発売された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Oreimo 」があります。 スポンサード リンク
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