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倉敷総社バイパス(くらしきそうじゃバイパス)は、国道429号のバイパスとして、岡山県倉敷市-総社市間における幅員狭小区間の解消のために整備された道路である。 == 概要 == * 起点:岡山県倉敷市西坂 * 終点:岡山県総社市総社(国道180号総社一宮バイパス交点) * 延長:約5.8km * 設計速度:60km/h * 道路幅員:22m * 車線幅員:3.25m×4(完成4車線) * 歩道幅員:3.5m×2(両側歩道) * 事業主体:岡山県 名称に「バイパス」と冠しながら、総社市宿-総社市岡谷間を除き、大部分が既存道路の活用による拡幅と線形改良により整備されている。倉敷市西坂-総社市宿間は、国道429号の拡幅と線形改良。総社市岡谷-総社市総社間は農免道の拡幅によるもので、総社市宿-総社市岡谷間のみが新設道路である。しかし、新設区間に並行して旧来の道路が通っており、全線が4車線化される以前から旧来の道路を介して全線が1.5車線-2車線の道路で暫定的に通り抜けられる形となっており、バイパスというよりも拡幅道路という性格が強い。新設区間の開通に伴い、旧来の国道429号は国道から外され、国道429号本線はバイパスに一本化された。「倉敷総社バイパス」の名称は、事業名および通称道路名として残ることとなる。 2010年(平成22年)4月28日午前10時をもって倉敷市西坂-総社市岡谷間(約1.3km)が4車線化され、全線4車線供用となり事業が完了する。これにより、吉備路の田園地帯を南北に貫く道路となった。事業主体である岡山県の発表によると、「倉敷総社バイパス」としての事業区域は倉敷市西坂を起点とし、総社市総社を終点としている。ところが通称道路名としては、1988年3月1日に開通した山陽自動車道倉敷ICの開設に合わせる形で倉敷市浜ノ茶屋-倉敷市西坂間のバイパス化が行われたため、この区間も含めて「倉敷総社バイパス」と地域住民に呼称され、通称道路名としての起点の認識は倉敷市浜ノ茶屋の浜ノ茶屋交差点、もしくは倉敷市平田の平田交差点と人によって異なる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「倉敷総社バイパス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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