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倉松川[くらまつがわ]
倉松川(くらまつがわ)は、埼玉県幸手市を起点に埼玉県東部を流れる利根川水系の一級河川である。 == 概要 == 久喜市鷲宮区域から流下する大中落悪水路が幸手駅付近(久喜幸手新道橋梁より約50m上流付近)で名称を変えて起点とする。起点の場所にはそれを示す石標がある。起点直後に中落悪水路と合流、付近では都市部を流れているが天神島付近より水田地帯となり、北葛飾郡杉戸町を経て春日部市に至る。杉戸町南部で旧倉松落と分流、国道16号春日部野田バイパスを横断したのち、藤の牛島駅北東で中川と合流する。 流域は中川と大落古利根川によって形成された自然堤防と後背湿地からなっており〔、現在に至るまで幾度も洪水の被害を受けているため、その対策として幸手市と北葛飾郡杉戸町の境界付近では江戸時代後期の輪中を利用した大島新田調節池が設けられている〔河川の改修や排水機場の管理など (河川担当) - 埼玉県〕。この大島新田調節池付近の流路は大島新田を開発した際に南側の附廻堀として整備された区間である。また、2006年(平成18年)には春日部市内で首都圏外郭放水路への通水を開始している。 倉松川流域は起点より終点までかつて北葛飾郡であった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「倉松川」の詳細全文を読む
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