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倉橋 ヨエコ(くらはし よえこ、1976年9月20日 - )は愛知県出身のシンガーソングライター。武蔵野音楽大学在学中の2000年にミニアルバム『礼』でデビューし、2008年7月のライブツアーを最後に音楽活動を終了した〔〔〔。倉橋の音楽は「ジャズ歌謡」、「シャバダ歌謡」とも表現された〔〔。 芸名の「ヨエコ」は、親戚から呼ばれていた子供時代の愛称「ヨエちゃん」に因む〔。 == 来歴 == 1976年9月20日生まれ、愛知県出身〔。妹がいる〔。3歳からピアノをはじめる〔。他人とのコミュニケーションが得意でなかった倉橋は、ピアノと歌によって感情を表現していた〔。愛知県立明和高等学校音楽科を卒業し〔、音楽教師を目指して武蔵野音楽大学器楽科に進む〔。大学在学中に妹が買ってきたという熊谷幸子のCDを聴いて魅了される〔。それまで聴いていたアルバムと異なり、多彩な収録曲のすべてがよかったのだという〔。それまでクラシック音楽一辺倒であった倉橋は、これをきっかけにしてオリジナル曲を作り始める〔〔。 2000年、初の手作りCD「お帰りなさい」を発表〔。同年11月23日にミニアルバム『礼』でインディーズ・デビューした。2002年3月、初のフルアルバム『婦人用』をリリース〔。 2005年に、ビクターエンタテインメントBabeStarレーベルに移籍し〔、アルバム『ただいま』でメジャー・デビューした〔。『ただいま』では思った言葉やメロディーを先行させて曲を制作しており、「自分の世界観は絶対譲らないぞ」という意思が貫かれたセルフ・プロデュースの作品となった〔。倉橋曰く「第一期倉橋ヨエコの集大成」である〔。一方で「自分のやりたいことを詰め込むだけが果たして音楽といえるのだろうか」とも考えるようになり、2007年発売のアルバム『色々』では、合わないと思った曲ではピアノの使用を控えることすらした〔。こうしてサウンド面を意識し磨きをかけた『色々』の制作では新たな発見も多く、倉橋曰く「曲が出来た時の達成感も二〇倍くらいになったり」した〔。『色々』に収録されている「ダルマさんが転んだ」はジャズバンドとの共同作品である〔。 2007年1月には、ブラス・セクションを取り入れたシングル「損と嘘」をリリースする〔。「損と嘘」はテレビ東京系「給与明細」のエンディングテーマとなっている〔倉橋ヨエコ/損と嘘 - 山野楽器ヤフーショップ〕。 2008年4月30日、突然の「“廃業”宣言」を発表する〔 〕〔倉橋ヨエコ インタビュー - eo音楽〕〔。2008年6月4日にラストアルバム『解体ピアノ』を発売。倉橋は『解体ピアノ』制作の途中で「これですべてを出し切ることができた」、「恋愛、人生、喜び、悲しみ、すべての表現で、最高のまとめ方ができた」という安堵に近い感情を抱き、廃業を決意したという〔。倉橋は自らを表現者としてあるべきと考え、歌手や作曲家として活動を続けるという選択肢は選ばなかった〔。『解体ピアノ』では小坂明子の「あなた」をカバーし、「こういう曲を私は書きたかった」、「これ私の曲じゃなかったかな」と思うほどにしっくりきたという〔。最後に収録されている「」はアルバム唯一のセルフ・プロデュースで、グランドピアノ弾き語りによって最後にレコーディングされた〔。倉橋が“廃業”を決意した後に書かれた曲であった〔。 2008年6月28日、全国6都市を巡るラストツアー「感謝的 解体ヨエコ ツアー」を心斎橋CLUB QUATTROからスタート。ツアー最終日となる2008年7月20日、東京キネマ倶楽部でのライブをもって“廃業”した〔〔 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「倉橋ヨエコ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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