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個人企業 : ウィキペディア日本語版
個人事業主[こじんじぎょうぬし]

個人事業主(こじんじぎょうぬし)は、株式会社等の法人を設立せずに自ら事業を行っている個人をいう。自営業者とも。事業主一人のみ、家族のみ、あるいは少数の従業員を抱える小規模の経営が一般的だが、制限はなく、大規模な企業体を経営することも出来ないわけではない。雇用されている者(サラリーマンのこと)は個人事業主ではないが、継続的な請負(下請)や納入をする業者、代理店など、雇用でない契約によって他者の事業に従属する者はあくまで独立の経営であり、それが法人でなければ個人事業主である。
つまり、個人事業主とは、会社経営者でもサラリーマンでも公務員でもアルバイトでも無職でもない者の総称と言うことである(ただし、副業として個人事業主となることは可能である)。

== 職業が個人事業主 ==
無職の者でも、例えば、○○商店等の屋号を作り、税務署に開業届けを出し、一個100円で仕入れた商品を200円で売る商売をはじめ、12月31日時点で利益が発生していれば、納税をすると、個人事業主となる(開業届けをした時点で個人事業主である)。また、無職の個人でもブログでのアフィリエイト収入、オークションサイト等を利用した収入などがあれば個人事業主と名乗ることは可能である。このように個人事業主となるためのハードルはかなり低い。また、世間一般的に個人事業主は株式会社の経営者と間違ってイメージされていることもあるため、職業詐称に使われることが非常に多い。知人や交際相手の職業が自営業という場合は、具体的にどのような仕事なのかを確認する必要がある。また、年収の場合は、年商(売上高)のことなのか所得(利益、課税所得)のことなのかも確認する必要がある(薄利多売や利益率の悪い業界の場合、実際的に個人事業主に入ってくる利益が売上高に比べて極端に少ないことがよくある)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「個人事業主」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Self-employment 」があります。



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