|
個人情報保護士(こじんじょうほうほごし)は、財団法人全日本情報学習振興協会が設けている民間資格の称号。 == 概説 == 「個人情報保護法の正しい理解と安全管理に関する体系的な理解」及び「企業実務において個人情報の有効活用や管理・運用を行うことのできる知識や能力」をもつ人材を認定する同協会主催の「個人情報保護士認定試験」の合格者を個人情報保護士と呼ぶ。2005年の個人情報保護法全面施行にあわせ試験を開始した。 受験資格に制限はなく、受験者は、一般企業では法務・個人情報保護/コンプライアンス関連部門の担当者に限らず、管理職や一般社員、新入社員に至るまで幅広く、コンサルタントや弁護士・行政書士等、独立して事業を行う個人や、自身のスキルアップのために受験する者も少なくない。合格率は主催者発表で40%程度。 この資格は民間資格であり業務独占資格は与えられない。試験は四半期ごとの3月・6月・9月・12月の第2もしくは第3日曜日に実施される。合格点に達しないと不合格となる個人情報保護に特化した試験である。 2014年冬までに14万人が受験し、約5万人が合格した。100問の設問に80%正解する必要がある。 合格後も2年に1回の更新試験に合格する必要がある。 日立ソリューションズグループは、1万5千人の社員の内約800人が資格を持ち、各部に課長職以上の有資格者を置く〔『「個人情報士」広がる 漏洩防止、プロが担う』日本経済新聞2014年12月23日27面〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「個人情報保護士」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|