翻訳と辞書
Words near each other
・ 個体間距離
・ 個個
・ 個個に
・ 個個人
・ 個個別別
・ 個別
・ 個別の11人
・ 個別の11人事件
・ 個別元本
・ 個別化
個別原価計算
・ 個別受注生産
・ 個別外部監査契約
・ 個別学習
・ 個別式検査
・ 個別式知能検査
・ 個別指導
・ 個別指導キャンパス
・ 個別指導塾
・ 個別指導塾のスタンダード


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

個別原価計算 : ウィキペディア日本語版
個別原価計算[こべつげんかけいさん]

個別原価計算(こべつげんかけいさん、)とは、1つの製品ごとに原価を集計する原価計算手法の一つである。主にこの手法は、船舶や特注の機械など、製造指図書をもとに個別に製造する受注生産で採用される。大量生産には総合原価計算が適用される。
個別原価計算には、製造間接費について部門別計算を行わない単純個別原価計算と、部門別計算を行う部門別個別原価計算とがある。
==概要==
19世紀半ば、産業革命によって工業が確立し、工業製品の売価の決定が企業にとって重要な問題になった。製品をいくらで売れば利益が出るのかを計算するためには、製品の製造にいくらの費用がかかっているのかを明らかにする必要があった。そこで製品の製造にかかった費用を複式簿記で記録し、集計する方法が工夫された。
20世紀初頭には、工業は同規格品の大量生産の時代を迎えた。大量生産を行う工場においては、個別原価計算は実施に手数がかかり管理コストが上昇するというデメリットがより強く認識されるようになり、新たな原価計算手法が工夫されることになった。すなわち総合原価計算の誕生である。同規格品の大量生産を行う工場では、総合原価計算は優れた能力を発揮し、個別原価計算に取って代わることになった。しかし、受注生産品などでは個別原価計算が用いられることが多い。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「個別原価計算」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.