|
倒立V型エンジン(とうりつブイがたえんじん)は、シリンダーがクランクシャフトに対して下方向、逆V字型(Λ型)に配置されたV型エンジンのことである。主に航空機用液冷エンジンとして使用された(空冷エンジンも存在する)。 == エンジン形式としての特徴 == エンジン形式としての特徴は以下の通り。 *長所 *正立V型に比べ、重心を低くできる。 *液冷エンジンの場合、冷却液が、エンジン下部、すなわちもっとも高温になるシリンダーヘッド側から供給され、冷却液の温度上昇に伴いエンジン上部に移るという、自然対流の理にかなった方法を採れる。 *短所 *エンジンオイルが常にシリンダ側にたまることになり、シリンダから燃焼室へのオイルの濾過による損失が正立V型にくらべ大きい。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「倒立V型エンジン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|