|
倚松庵(いしょうあん)は、兵庫県神戸市東灘区に建つ歴史的建造物。文豪谷崎潤一郎の旧居。ここで執筆された代表作にちなんで「『細雪』の家」とも呼ばれる。庵号は夫人の名前「松子」に因む。 1929年(昭和4年)に当時の武庫郡住吉村反高林1876-203に建てられた和風木造建築で、谷崎潤一郎は1936年11月から1943年11月まで居住した。なお、谷崎が居住した時期の家主は極東選手権競技大会サッカー日本代表の後藤靱雄であった。 1990年(平成2年)に、同じ東灘区内の現在地に移築された。 「倚松庵」と呼ばれる家は6軒あったが、一般的に「倚松庵」といえば、谷崎の居住期間の長さからこの旧居を指す。 ==館内== *1階― 応接間(洋間)、西の部屋(洋間)、和室、和室、風呂、台所 *2階― 「幸子の部屋」(『細雪』に登場する二女“幸子”=松子夫人=の部屋) 、「悦子の部屋」、「こいさんの部屋」(全て和室) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「倚松庵」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|