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倭・倭人関連の中国史料 : ウィキペディア日本語版 | 倭・倭人関連の中国文献[わ わじんかんれんのちゅうごくぶんけん]
倭・倭人関連の中国文献(わ・わじんかんれんのちゅうごくぶんけん)は、倭・倭人や倭国のことが書かれている中国の文献について解説する。 == 概要 == 倭についてはじめて書かれた正史は、後漢の初頭時代に班固が書いた『漢書』地理志であり、王充が著した『論衡』(ろんこう)である。 『漢書』では、倭は朝鮮半島の南の海のかなたにあると書いており、『論衡』では、倭は中国の南の呉越地方(揚子江の下流域の南付近)と関連あるとしている。 『晋書』、『梁書』などが、倭人の出自に関しては一致して「太伯之後」という文言を記している。呉の祖である太伯の子孫という意味であろう。太伯もまた、日本についての言い伝えを残している。 この当時、中国から倭へ至る海路については主に北(朝鮮ルート)と南(呉のルート)の二通りがあった事を示していると思われる。
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