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倹飩[けんどん] 倹飩(けんどん)とは、家具・建築物の構造の一種で、収納部の蓋・扉の開閉手段のひとつ。慳貪とも書く。 基本的な構造は「レールにはめこむもの」であり、上から蓋・扉をはめこむもののことを意味する。うどんやそばの出前に使う箱「岡持ち」などが典型例。書院造の地袋の「戸ふすま」も「けんどん」になっていることがある。関連して「やり送り」とか「いってこい」と呼ばれるはめ込み方もあるが、こちらは上下の動きではなく左右の動きとなる。本来、上下は「けんどん」と左右は「いってこい」の違いがあるが「やり送り」はどちらにも使われたり、これらが混同されていることもある。 ==派生== 出前用の岡持ちのことを、このふたが「けんどん」になっていることから「けんどん箱」とも呼ぶ。さらに派生して、蕎麦屋・うどん屋のことを「けんどん屋」と呼ぶ場合もある(蕎麦屋・うどん屋を「けんどん屋」と呼ぶことについては、語源に異説もある)。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「倹飩」の詳細全文を読む
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