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偽セキュリティソフト : ウィキペディア日本語版
偽装セキュリティツール[ぎそうせきゅりてぃつーる]
偽装セキュリティツールとは、セキュリティソフトを装ったマルウェアの一種である。セキュリティソフトとしての機能がないにもかかわらず、コンピュータウイルスなどの脅威があると偽り、ソフトウェアの代金を要求するといった動作を行う。
== 概要 ==
ユーザーから金銭をだまし取ることを目的とした詐欺に用いられる。セキュリティ検知機能がないのにもかかわらず、「エラーが見つかりました」などの広告を表示し、ソフトウェアをダウンロードさせるといった手口が使われる。しかし、実際はそういったソフトに問題を解決する能力はなく、正規版の購入が必要などとして金銭を要求されることになる。これらのソフトウェアの広告は、YouTubeのような著名なサイトでも表示されたことがあり、インターネット広告企業が外部から攻撃を受け、この種のマルウェアを拡散させてしまうケースもある。
ユーザーに虚偽の情報を与えてセキュリティ上の恐怖をあおり、商品を購入させるものは「脅えさせる」という意の英語”スケア(scare)”と”ソフトウェア”を組み合わせた造語「スケアウェア」に該当する。また、誤った情報を通知するソフトという意で「ミスリーディングアプリケーション」とも呼ばれる。また、ソフトの販売自体が詐欺であるため「詐欺的セキュリティソフト」とも呼ばれる。
被害を防ぐためには、リスクを煽る広告を信用しないことが必要になる〔。日本語の表現が不自然であるために判別できることもある〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「偽装セキュリティツール」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Rogue security software 」があります。



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