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偽鱗茎[ぎりんけい]
偽鱗茎(ぎりんけい、)は、茎の節間から生じる貯蔵器官である。ラン科の、特に着生性の種に見られる。偽球茎(ぎきゅうけい)、擬球茎(ぎきゅうけい)、仮鱗茎(かりんけい)、バルブなどと呼ばれることもある。ただしバルブは鱗茎(球根)の英訳でもある。 == 概要 == 形状は種によって異なり、非常に肥厚する偽鱗茎をもつ種や、通常の茎に似た形態の偽鱗茎をもつ種などさまざまである。例えばマメヅタラン属の種は、1つの球形の偽鱗茎から1、2枚の葉をつける。 偽鱗茎それ自体の寿命は1-5年と短いが、偽鱗茎から塊茎などを産生することで長期間生存することが可能となる。 偽鱗茎は、主に複茎性(仮軸性、)のランに見られるもので、熱帯の着生ランなど単茎性()のランは違った形態をもつ。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「偽鱗茎」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Pseudobulb 」があります。
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