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傘福[かさふく] 傘福(かさふく)とは、山形県酒田市周辺で飾られるつるし飾り。笠福とも表記される。 == 歴史 == 発祥は定かではない。 江戸時代において酒田は米の積み出し港として栄え、北前航路(西廻り)を通じて京都との交流があったことから、北前船によって伝えられたものと考えられている。
また、1765年に酒田市の豪商・本間家3代本間光丘は、京都の祇園祭山鉾巡行に習い、山王祭りを盛大にすることによって酒田の町を活性化させようと京都の人形師に山車製作を依頼した。このとき運ばれてきた山車の上段にあった傘〔傘の端に短い幕をたらし、小槌・宝珠などが飾りつけられている。〕との関係も指摘されている。なお、この山車は酒田の亀ヶ崎城にちなんで亀鉾〔現在、酒田市指定有形民俗文化財「酒田山王祭例用亀笠鉾」として復元されている。〕と呼ばれている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「傘福」の詳細全文を読む
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