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傷だらけの男[きずだらけのおとこ]
『傷だらけの男』(きずだらけのおとこ)は、1950年(昭和25年)製作・公開、マキノ正博監督の日本の長篇劇映画である。東日興業の設立第1回作品である。 == 略歴・概要 == 鈴木郁三によって1949年(昭和24年)12月に設立されたばかりの映画会社・東日興業が、長谷川一夫が経営する映画会社・新演伎座との提携によって製作された作品である〔『映画渡世・地の巻 - マキノ雅弘自伝』、マキノ雅弘、平凡社、1977年、p.250-258.〕。東日興業も新演伎座も撮影所をもっておらず、本作を配給する東宝の東宝撮影所(現在の東宝スタジオ)をレンタルすることとなった〔。当時の東宝撮影所は、1950年(昭和25年)1月に製作再開宣言をしたものの、長く続いた東宝争議のおかげで思うようにセットを建てることができず、スラムのシーンを日本劇場(現在の有楽町センタービル)の地下でロケーション撮影している〔。 当時のマキノはスランプだと言われ、ヒロポン中毒でもあり、ヒロポンを打ちながら編集作業を行った〔。本作は、同年4月9日に東宝の配給で公開された〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「傷だらけの男」の詳細全文を読む
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