翻訳と辞書
Words near each other
・ 働け!吉田君
・ 働けば自由になる
・ 働けダウンタウン
・ 働事
・ 僎
・ 像
・ 像 (数学)
・ 像、イメージ
・ 像形成
・ 像形成眼
像法
・ 像視
・ 像集合
・ 像面湾曲
・ 僐
・ 僐子内親王
・ 僑
・ 僑光技術学院
・ 僑務委員会
・ 僑城北駅


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

像法 : ウィキペディア日本語版
像法[ぞうぼう]
像法(ぞうぼう)とは、仏教で、正法に似た仏法のことをいう。「像」とは「似」の意味である。
また、釈迦入滅後の500年から1,000年の間(又は1000年から2000年の間)の時期のことをいう。前の時代を正法、後の時代を末法という。正・像・末の三時のひとつである。
像法の時代には仏法と修行者は存在するが、それらの結果としての証が滅するため、悟りを開く者は存在しないとされる。
民衆の仏法に対する素養(機根)は正法時代より劣るが、仏法を盛んに修行する姿は正法寺代に似ており、形式化されて仏法が伝えられ利益をもたらす時代とする。『大集月蔵経』などでは、読誦多聞堅固・多造塔寺堅固の二つの五百年であるとされている。読誦多聞堅固(どくじゅたもんけんご)とは、経文の読誦や教義の研究論議が盛んに行われて利益のある時代、次の五百年を多造塔寺堅固(たぞうとうじけんご)といって、塔や寺が盛んに建造されて利益のある時代とする。
また、日本では、1051年永承6年)で像法の時代が終了したとされ、その年限の接近に従って、次第に末法の世の到来への危機意識が高まることとなった。
三時の数え方には諸説あり、一説には、
*正法  1,000年
*像法  1,000年
*末法 10,000年(尽未来際)
とされている。
== 関連項目 ==

*像法決疑経
*大集経
*末法灯明記



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「像法」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.