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僚機[りょうき]
僚機(りょうき、英:wingman)とは、広義には自機と編隊を組む友軍機をさし、狭義にはその編隊内において指揮官(部隊長・隊長)が搭乗する長機とペアになる機のこと。ウィングマン、ウィングメイトとも。 主に空軍・陸軍航空部隊・海軍航空部隊など、軍用機を運用する軍隊の航空部隊で用いられることが多い == 概要 == 民間航空と異なり、軍隊の航空部隊では偵察機・観測機・連絡機など一部の機種や特種任務時を除き、危険が多くハンデとなる単機飛行・単機戦闘は控え最低2機ないし3機の編隊を組むことが原則である。そのため「僚機」とは編隊内において指揮官機たる長機(編隊長)をサポートする機を意味する。 例として、ロッテ戦法・戦術は2機(ロッテ)の戦闘機がハンデとなる単機戦闘を避け、相互支援することによって効率よく、また安全に攻撃できることを目的とした航空戦における戦術である。2機1組でロッテ〔大日本帝国陸軍(陸軍飛行戦隊)では「分隊」と定義した。〕を組み、「長機」が敵に対し攻撃・追撃を行っている間、もう1機の「僚機」は長機の上空や後方に食らい付きその援護・哨戒を行う。この際、長機の操縦者は後方を警戒する必要がないため、攻撃に集中する事ができる。僚機の操縦者は長機の操縦者の部下が務めることが多いが、文字通り後ろを任せる存在であるため僚機の存在は重要な役割を占める。 なお、船舶・艦艇・軍用車においても僚機と同様の単語は用いられており、それぞれ僚船・僚艇・僚艦・僚車と称される。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「僚機」の詳細全文を読む
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