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元和本源氏物語[げんなほんげんじものがたり]
元和本源氏物語(げんなほんげんじものがたり)とは、江戸時代初期に刊行された古活字本の源氏物語の版本の一つである。元和年間に刊行されたとの刊記を持つためこの名で呼ばれている。 == 概要 == この「元和本源氏物語」は、単に「源氏物語」とのみ題されており固有の表題を持たないことから「無印源氏」(むじるしげんじ)と、また挿絵や注釈を持たず源氏物語の本文のみを内容としていることから「素源氏」などと呼ばれることもある初期の版本の一つである。刊記は持っており、1623年(元和9年)夏の刊行であることは分かるため「元和本源氏物語」とよばれている。「落陽二条通鶴屋町富社哥鑑開板」との刊記を持つため嵯峨本などと同様に京都で出版されたことは分かるものの、これがどのような人物であるのかは不明である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「元和本源氏物語」の詳細全文を読む
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