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元嘉の治[げんかのち] 元嘉の治(げんかのち)とは、中国の南朝初期の423年以降、宋(劉宋)の第3代皇帝文帝により行われた政治改革の事である。元嘉とは424年に即位した文帝が452年まで採用した元号である。 == 歴史 ==
=== 文帝の即位 === 420年、東晋の有力者であった劉裕は東晋皇帝恭帝から禅譲を受けて武帝として即位し、宋を建国した〔川本『中国の歴史、中華の崩壊と拡大、魏晋南北朝』、P141〕。武帝は在位からわずか2年後の422年に崩御した〔。武帝の死後、長男の少帝が第2代皇帝となるが、この少帝は遊興に耽って節度が乏しかったために宋は乱れ、滑台・虎牢などの領土が北魏に奪われた。このため424年に徐羨之・傅亮・謝晦らによって廃位され、第3代皇帝には弟の文帝が擁立された。文帝は先帝を廃立した徐羨之ら3名を殺害し、名門貴族の王華・王曇首・殷景仁らを重用して政務を行なった〔川本『中国の歴史、中華の崩壊と拡大、魏晋南北朝』、P142〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「元嘉の治」の詳細全文を読む
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