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元型 : ウィキペディア日本語版
元型[げんけい]

元型 (げんけい、ドイツ語:Archetyp または Archetypus,英語:archetype) は、カール・グスタフ・ユングが提唱した分析心理学(ユング心理学)における概念で、夜見るのイメージや象徴を生み出す源となる存在とされている。集合的無意識のなかで仮定される、無意識における力動の作用点であり、意識自我に対し心的エネルギーを介して作用する。元型としては、通常、その「作用像(イメージ等)」が説明のため使用される。
== 語源 ==

元型(原型とも書かれることがある)は、ドイツ語 Archetyp (または、Archetypus )の訳語。この単語は合成語で、「arche-」はギリシア語 「 αρχη (アルケー)」で「始め・原初原理根源」などの意味を持ち、他方、「-typ」は、同じくギリシア語の τυπος から来ていて、「刻印」のような原義があり、ここから「類型」という意味が出てくる。
元型の像が神話的で、人類の太古の歴史や種族の記憶に遡るように考えられるので、ユングはこの言葉を、集合的無意識に存在する力動作用を表現するのに採用した(ユングの造語ではない)。この意味を汲んで、「古態型」という訳語も造られたが、現在は元型がほぼ定訳となっている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「元型」の詳細全文を読む



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