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元帥府条例[げんすいふじょうれい]
元帥府条例(げんすいふじょうれい、明治31年1月20日勅令第5号)は、1898年(明治31年)1月20日に公布された詔書「元帥府設置ノ詔」に基づき発布された勅令。1918年(大正7年)改正。 なお、「条例」の称は箇条書きであることを表しており、現在の地方自治体が制定する条例とは異なる。 == 概要 == 戦前の軍隊において元帥号の法的根拠であった。元帥という名称は1872年(明治5年)に陸軍階級の一つとして採用されたが、翌年廃止され、それ以降日本の軍隊に元帥号は存在しなかった。元帥府条例では陸海軍大将より特に功労多大であったものより選ばれ、元帥府に列せられた。元帥府は常設の機関ではなかったが、軍務における最高顧問として軍事上の重要問題の評議にあたった。1945年(昭和20年)11月30日「元帥府条例等廃止ノ件」(昭和20年11月30日勅令第669号)により、廃止された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「元帥府条例」の詳細全文を読む
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