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元永 定正(もとなが さだまさ、1922年11月26日 - 2011年10月3日)は、日本の画家、絵本作家。 妻はグラフィック・デザイナー、絵本作家の中辻悦子。娘はジュエリーデザイナーの元永紅子。 == 来歴 == 三重県阿山郡上野町(現・伊賀市)生まれ〔元永定正オーラル・ヒストリー、加藤瑞穂と池上裕子によるインタヴュー、2008年12月9日 日本美術オーラル・ヒストリー・アーカイヴ〕。三重県上野商業学校(現三重県立上野商業高等学校)卒。中之島美術研究所(現・専門学校中の島美術学院)に学ぶ〔。はじめ漫画を志すが、1946年、同郷の文展系画家の浜辺万吉に師事し、洋画に転向した〔『日本美術家事典 2003年度版』(構成執筆・藤森耕英、日本美術家事典社、2003年3月)〕。 1955年、師事していた吉原治良をリーダーとする具体美術協会に参加(1971年まで)〔絵本作家インタビュー:元永定正さん マンモススクール Mammoth School〕。初期にはビニール袋に様々な色の色水を入れて吊るした作品をつくっていた。1966年、米国に留学。 1991年、『もけら もけら』(山下洋輔:文、元永定正:絵、中辻悦子:構成)で第14回絵本にっぽん賞(現・日本絵本賞)を受賞。 晩年は兵庫県宝塚市に在住していたが、アトリエは故郷の伊賀市にあった。前衛画家として初めて紫綬褒章を受章した。 2011年10月3日、前立腺癌のため宝塚市の病院で死去。。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「元永定正」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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