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先発ローテーション : ウィキペディア日本語版
先発ローテーション[せんぱつろーてーしょん]
先発ローテーション(せんぱつローテーション)とは、野球、特にプロの野球においてリーグ戦を行う際、複数の投手先発投手として起用する順番のことである。「先発ローテ」または単に「ローテ」と呼ばれることもある。
==概要==
人間にとって、体の構造を考えると物を投げるという行為は不自然であると言われており、投手の肩や肘は投球によって疲労する。プロ野球のリーグ戦は、約半年間の長期にわたり100試合以上が行われるため、これだけの数の全ての試合に登板することは故障を誘発することとなり、実質的に不可能である。そのため、各球団では数人の投手を先発投手として用意しておき、この投手たちを順番に起用する。これが先発ローテーションである。
一定以上のレベルの投手は、先発時の投球による負荷によって肘周辺を中心に毛細血管が切れる。これが再生するには4日以上かかるとされるため、1人の投手の登板間隔を4日以上開ける必要がある。5連戦以上の試合が組まれるプロ野球リーグの場合、ローテーションは5人前後で構成されることが一般的で、チーム内の優秀な投手から順にローテーション起用されることが多い。ローテーション入りは投手にとって名誉であり、各投手は白星を稼ぐことでチームを優勝へ導く役割を担う。先発投手の登板間隔は「中○日」という形で表され、例えば火曜日の登板後、同じ週の日曜日に再び登板すれば水・木・金・土の4日間を挟んだため、「中4日」となる。
ローテーション投手の先発登板試合が雨天等で中止になった場合、中止試合の先発投手をローテーションを崩して翌日などの直近試合へ先発登板させることを「スライド登板」と言い、一方で試合中止などが絡んでも、次回の登板予定試合までローテーションを崩さず出場させないことは「飛ばし」と呼ばれる。この他、ローテーションを崩して先発投手を前倒しで先発・リリーフ登板させることを「スクランブル登板」と表現し、これは特にシーズン終盤、自チームと順位が近いチームとの直接対決を迎えた場合、または主力級の先発投手が各種成績のタイトル争いに絡んでいる場面などで見られる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「先発ローテーション」の詳細全文を読む



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