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完全先付け[かんぜんさきづけ] 完全先付け(かんぜんさきづけ)は、麻雀のルールのひとつ。完先(かんさき)と略される。一口に「完全先付け」といっても様々なバリエーションがあり、統一された解釈はない。 == 用語解説 == 先付け(さきづけ)とは、「先に役を確定させること」を意味する麻雀用語である。もともとは現在の用法とは意味が逆であり、「先に副露して、後から役を確定させること」を指していた。いつの間にか麻雀では意味が逆転し、原義どおりの役の付け方は「後から役を付ける」ので「後付け」(あとづけ)と呼ばれるようになった。また、完全先付けのルールを厳格に解釈する者たちの間では「和了のときに初めて役を確定させる」ことのみを「後付け」と呼び、「途中で役を付ける」ことを「中付け」(なかづけ)と呼ぶこともある。 先付けの和了のみを認め、中付けや後付けの和了を認めない(チョンボとする)ルールのことを完全先付けと呼ぶ。 完全先付けはナシナシ(「クイタンなし、後付けなし」の略)と呼ばれることもある。対義語として、標準的な「食い断あり、後付けあり」のルールをアリアリと呼ぶ。2009年7月のルール変更以前の第1東風荘のような「食い断なし、後付けあり」のルールはナシアリと呼ばれる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「完全先付け」の詳細全文を読む
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