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光導波路[ひかりどうはろ] 光導波路(ひかりどうはろ,こうどうはろ,Optical Waveguide)とは、光学的な特性をもつ物質を用いて作成された、通信に光を用いる伝送路のこと。 既存の光ファイバーを包摂する概念であるが、「光導波路」という語句は主にシート状または板状の構造をもつものを指す傾向にある。また、単に光を伝送するだけではなく、通信に必要な電気素子や、光路の分岐・結合構造が組み込まれたものもある。 従来の金属性通信ケーブルと比較して超高速伝送〔日経BP Tech-On フィルム状光導波路 1Gbpsとの指摘 〕が可能であること、一般に電波障害(EMI)に対する耐性が高いことからFTTHなどの超高速通信・次世代の情報処理基盤として期待されており、光ファイバーの接合などに用いられている。また、分光分析への応用も実用化段階に達している。現在(2008年)段階では今なお発展中の技術である。 == 概要 ==
光導波路において、光路は一般に光ファイバーと同様の構造をもつ。すなわち、光路となるコアと、コアを取り囲むクラッドである。コアとクラッドは屈折率が異なり、境界面で全反射を起こして光はほぼロスなく進行する。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「光導波路」の詳細全文を読む
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