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鉛丹(えんたん)は、四酸化三鉛 (Pb3O4) を主成分とする赤色の無機顔料。 == 概要 == 光明丹(こうみょうたん)、赤鉛(せきえん)、赤色酸化鉛(せきしょくさんかなまり)とも呼ばれる。Colour Index Generic NameはPigment Red 105である〔The Color of Art Pigment Database : Pigment Red,PR 〕。 金属の鉛 (Pb) を600℃に加熱して空気中の酸素 (O2) と反応させ一酸化鉛 (PbO) とし、さらに生成した一酸化鉛を400℃から500℃に加熱して製造される。 純粋なPb3O4からなる鉛丹は橙赤色をしている。赤色塗料や錆止め塗料に使用されるが、鉛丹は鉛を多量に含むため、使用する際は鉛中毒の危険性に注意しなければならない。 日本工業規格では四酸化三鉛97%以上のものを特号、96%以上のものを1号、93%以上のものを2号、80%以上のものを3号と規定している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「鉛丹」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Lead(II,IV) oxide 」があります。 スポンサード リンク
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