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光電子増倍管[こうでんしぞうばいかん]
光電子増倍管(こうでんしぞうばいかん、、PMT)は、光電効果を利用して光エネルギーを電気エネルギーに変換する光電管を基本に、電流増幅(=電子増倍)機能を付加した高感度光検出器で、フォトマルまたはPMTと略称されることもある。右の写真のように頭部から光が入射する「ヘッドオン(エンドオン)型」と、側方から光が入射する「サイドオン型」とに大別される。 ”光電子倍増管”は誤植である。 ==構造== 一般的には、高真空のガラス(または金属)容器中に光電陰極、10個前後のダイノードと呼ばれる二次電子増倍電極、陽極、およびその他の電極を封入した構造を有する。陰極(マイナス)と陽極(プラス)間に1000 V前後の電圧を与え、両者間にあるダイノードには電子を加速するため、100 V程度ずつの段階的電圧を与えて使用する。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「光電子増倍管」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Photomultiplier 」があります。
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