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兎角亭亀毛 : ウィキペディア日本語版
兎角亭亀毛[とかくてい きもう]
兎角亭 亀毛(とかくてい きもう、生没年不詳)とは、江戸時代浮世絵師
== 来歴 ==
北尾政演(山東京伝)の門人。寛政年間に刊行された以下の黄表紙洒落本合せて4点の挿絵を描いている。
* 『京伝憂世之酔醒 』三巻 黄表紙、山東京伝作。寛政2年(1790年)刊行
* 『藍返行義霰』(そめかえしぎょうぎあられ)三巻 黄表紙、京伝作。寛政2年刊行
* 『磨光世中魂』(みがけばひかるよのなかしょうねだま)三巻 黄表紙、竹塚東子作。寛政2年刊行
* 『南品傀儡 』(なんぴんあやつり)1冊 洒落本、青海舎主人作。寛政3年刊行
このうち『京伝憂世之酔醒』と『磨光世中魂』には「京伝門人 亀毛」、『南品傀儡』には「京伝門人兎角亭亀毛」と記す。なお「兎角」と「亀毛」にはともに実在しないものという意味があり、一説に京伝が一時名乗った仮名ともいわれる。
== 参考文献 ==

* 日本浮世絵協会編 『原色浮世絵大百科事典』(第2巻) 大修館書店、1982年

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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