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入唐求法巡礼行記[にっとうぐほうじゅんれいこうき]
『入唐求法巡礼行記』(にっとうぐほうじゅんれいこうき)とは、9世紀の日本人僧で、最後の遣唐使(承和)における入唐請益僧である円仁の旅行記である。 その記述内容は、円仁がちょうど遭遇してしまった、武宗による会昌の廃仏の状況を記録した同時代史料として注目される。また、正史には見られない、9世紀の中国の社会・風習についての記述も多く、晩唐の歴史研究をする上での貴重な史料として高く評価される。円仁は最澄に師事した天台僧で、のちに山門派の祖となる。 == 沿革 == 入宋した僧成尋が北宋皇帝に進上している。 その後所在が忘れられていたが、明治に入って写本が東寺で再発見された。1955年には、駐日大使でもあったエドウィン・O・ライシャワーが英訳して紹介し、各国語に翻訳されて広く知られる所となる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「入唐求法巡礼行記」の詳細全文を読む
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