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入換 (鉄道)[いれかえ]
入換(いれかえ)は、鉄道において停車場(鉄道駅)や車両基地の構内で鉄道車両を移動させる作業である。操車(そうしゃ)という言い方もする〔鉄道総研用語辞典の「入換」の項、〕。 入替という漢字を使うこともあり、また入れ換え、入換えのように送りがなを付けて表記することもある。鉄道総合技術研究所(鉄道総研)の用語集では「入換」としており〔、また鉄道に関する技術上の基準を定める省令では「入換え」としている。以下では、入換で統一して説明する。 == 入換の定義 == 鉄道は、旅客や貨物を駅間で輸送することを役割としている。この輸送のために車両が直接用いられているときには、この車両のことを特に列車と呼び、輸送の準備や後始末のために移動しているときは単に車両と呼んで区別している。駅間の本線を走るのは列車に限定されており、駅構内の移動に限定される車両に比べて、保安上高い基準が要求されている〔『電気鉄道ハンドブック』pp.428 - 429〕。この列車の本線における運転以外の鉄道車両の移動、つまり駅構内における車両の移動が入換である。車両基地や留置線から出した車両をプラットホームに据え付けたり、編成を構成するために車両を連結・解放したり、終着駅に到着した車両を車両基地や留置線に送り出したり、といった目的で入換が行われる〔「入換の世界 -その魅力、見どころ、見せ場-」〕。 入換は車両が自力で移動する場合もあれば、他の力を借りて移動する場合もある。通常、入換には列車番号は付かない。基本的に入換は車両の構内移動であるが、例外的に列車の分割・併合などのために旅客や貨物を載せている列車を構内で移動させることがあり、列車の入換となっている〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「入換 (鉄道)」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Shunting (rail) 」があります。
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