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入来院定勝[いりきいん さだかつ]
入来院 定勝(いりきいん さだかつ)は、江戸時代中期の薩摩藩士。父は島津継豊。入来院氏24代当主。家格一所持。石高2662石。 == 生涯 == 母の実家と同族の桓武平氏渋谷氏の庶流・入来院氏23代目当主の入来院定恒の養子となり、元文4年(1739年)に家督を相続する。 宝暦2年(1752年)3月1日、栗野郷地頭となり、同9年3月まで勤める。また、宝暦6年(1756年)10月作成の「松平又三郎家中分限帳」〔東大史料編纂所にある「島津家文書」の一つ。これを熊本藩士が文政年間に写したものが「嶋津家分限帳」であり、内容はほとんど同じ。〕の組頭番頭に「2662石 入来院石見」とあるが、これは定勝のことである。 俳諧を奨励し、北薩における俳諧の全盛を築く。俳諧作法書を初め、句集数点を残す。 天明元年(1781年)、死去。家督は定馨が継いだ。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「入来院定勝」の詳細全文を読む
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