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入道坊主[にゅうどうぼうず] 入道坊主(にゅうどうぼうず)は、愛知県南設楽郡作手村(現・新城市)を始め、福島県、宮城県栗原郡栗駒町(現・栗原市)、長野県諏訪郡平野村(現・岡谷市)などに伝わる妖怪である。 ==伝承== 見上げるほどに大きくなってゆく妖怪であり、同様の特徴を持つ見越入道に類するものとされる。愛知県では、3尺(約1メートル)足らずの小坊主の姿で現れるが、それに遭った人が近づいて行くと、次第に背が伸びて7,8尺から1丈(約2メートルから3メートル)もの大男になる。「見ていたぞ」と声をかけることで消し去ることができるが、逆に相手から声をかけられると死んでしまうという〔。 福島県では正体はイタチといわれており、入道坊主を見上げている人の喉笛に噛みついて命を奪うともいう。イタチは化かしている相手の肩にとまっているので、慌てずにその脚をつかんで地面に叩きつければ、入道坊主を退治できるともいう〔。長野県ではタヌキやムジナが正体とされ〔、宮城県でもムジナといわれる〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「入道坊主」の詳細全文を読む
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