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入野峠(しおのとうげ)は、奈良県吉野郡吉野町にある峠。標高は約300m。 津風呂湖上流の入野(しおの)と、吉野川(紀の川)が流れる窪垣内(くぼかいと)とは尾根一つが隔てるだけで、この尾根を越える峠。入野の集落は標高250m前後(国道370号と峠への分岐点となる地点で約275m)だが、吉野川の流れる窪垣内では、標高約200mと高低差があり南方の道は勾配が大きい。 現在は直下を国道370号が通る入野トンネル(昭和39年開通、延長384m、巾5.0m、高4.5m、巾が狭いため中央車線なし)があり、峠を越える道は旧道となっている。旧道は入野側の峠山頂付近まで舗装道路が続くが、窪垣内側は未舗装で道路としては管理されていない。なお、峠付近へは西から入る奈良県道256号線からの道がある。 旧道以外の現在の国道370号の峠道はトンネル区間を除いて2車線道となっているが、前述の通り南方は急坂とカーブが続く。カーブの途中からは眺めが良く吉野川がV字に屈折しているのを一望することができる。 ファイル:Shionotouge20101111b.JPG|入野トンネル北口(入野側) ファイル:Shionotouge20101111e.JPG|入野峠からみる吉野川 ==参考文献== *吉野町史上下巻(昭和47年刊) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「入野峠」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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