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入間県[いるまけん]
入間県(いるまけん)は、廃藩置県と府県制の整備過程において武蔵国の北西部を領域として設置された県である。1871年(明治4年)旧暦11月に設置され、1873年(明治6年)6月に群馬県と統合されて熊谷県となり、廃止された。おおむね、現在の埼玉県西部に該当する。 == 概要 == 江戸城の開城により明治政府の権力基盤が確立される中で、府藩県三治制が成立し、次いで1871年(明治4年)旧暦4月に廃藩置県が行われると、現在の埼玉県域には、21の県が存在することとなった。その後、日本全国で県の統合が進むのに合わせ、同年4月には現在の埼玉県域には入間県と埼玉県の2県が誕生した。入間県の県庁は、川越におかれた。 その後も県の統廃合や再編が進められる中で、約1年半後の1873年(明治6年)6月に入間県は群馬県と統合して熊谷県となり、旧入間県内の熊谷に県庁が置かれた。さらに約3年後の1876年(明治9年)8月には、熊谷県のうち旧入間県の領域が埼玉県と統合され、現在の埼玉県が誕生した〔『県民100年史11 埼玉県の百年』19~20頁。〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「入間県」の詳細全文を読む
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