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入間馬車鉄道[いるまばしゃてつどう]
入間馬車鉄道(いるまばしゃてつどう)は、埼玉県入間郡入間川町(現在の狭山市)と入間郡飯能町(現在の飯能市)を結んでいた馬車鉄道。 武蔵野鉄道(現在の西武池袋線)開通前、鉄道の存在しなかった飯能地区と、南北に伸びる川越鉄道(現在の西武新宿線)とを連絡する鉄道系交通機関として重要な役割を果たした。 == 概要 == 川越鉄道の入間川駅(現狭山市駅)の西口から続く台地の北麓を回り込むように走ったのち、鍵の手形の路線で入間川町の中心街を経て入間川を渡り、県道262号線・国道299号線(一部旧道)をひたすら西進して飯能町の中心部に至っていた。 車庫・機関庫にあたる厩舎は入間川・笹井・飯能に置かれていた。本社は入間川駅前、現在西友狭山市駅前店のある場所に存在していたが、入間川側には「馬匹夫」と呼ばれる馬の世話係が常駐するのみで、運行拠点は飯能側に置かれ、乗務員の社宅も飯能停留所そばに長屋で設けられていた。 なお、入間川町の市街地では同じ入間川駅前を起点とする中武馬車鉄道と線路を共用していた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「入間馬車鉄道」の詳細全文を読む
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