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日本選手権競輪(にほんせんしゅけんけいりん・にっぽんせんしゅけんけいりん)は毎年4月下旬から5月上旬頃の6日間に渡って開かれる競輪のGI競走である。 正賞は内閣総理大臣賞、衆議院議長賞、経済産業大臣賞、主催者市長賞、主催者市議会議長賞、全国競輪施行者協議会会長賞、JKA会長賞、自転車競技会全国協議会会長賞、日本競輪選手会理事長賞、全国競輪場施設協会会長賞、日本自転車競技会会長賞。 ==概要== 競輪のグレード制導入によりKEIRINグランプリは企画物として別格・最上位(GP)とされたため本競走はそれに次ぐGIレースの一つとされた。 しかし、GPの格はグランプリのみであり、事実上他のGIが最も権威の高い重賞であるのと、正賞として授与される内閣総理大臣賞及びその他の各賞・名誉において競輪競技で最高の格式を誇るレース(事実上春の競輪実力日本一決定戦)である。競馬で最高の競走であるダービーになぞらえ、『競輪ダービー』の通称で古くから呼ばれ、親しまれている。 優勝賞金は第59回大会(2006年)より6,600万円(副賞込み〔第62回大会(2009年)では、賞金5,500万円と副賞1,100万円。〕)であったが、第65回大会(2012年)では東日本大震災を受けての被災地支援競輪において収益拠出額を増加させる方針から6,400万円(副賞込み)へと減額された。第66回大会(2013年)からは6,000万円(副賞込み)となっていたが、第69回大会(2016年3月)では6,500万円(副賞込み)へと再び増額されている。この優勝賞金6,500万円は、数あるGIレースの中で最高額となっている。 また、GIレースの殆どが4 - 5日間開催に短縮された中で、この日本選手権競輪(以下ダービー)だけは唯一6日間で開催され続けている。開催時期は、2008年までは3月の中旬から下旬にかけて開催されていたが、2009年より2012年までは2 - 3週間繰り上げられ3月上旬の開催であった。しかし2013年からは全日本選抜競輪が2月の開催となったこともあり、再び3月中旬から下旬の日程に戻った。その後、売り上げ増を見込んでゴールデンウィーク期間中にGIレースを開催する方針を立てたことから、この日本選手権競輪を2016年度以降は5月開催とすることが決定したため、2016年に関しては例外的に3月上旬から中旬と4月末から5月上旬とで計2回開催が行われることになった(このうち3月開催は2015年度扱い)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日本選手権競輪」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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