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天皇盃 全国都道府県対抗男子駅伝競走大会(てんのうはい ぜんこくとどうふけんたいこうだんしえきでんきょうそうたいかい)は、毎年1月の第3日曜日(正月3が日に日曜日が重なった場合は1月の第4日曜日)に広島県の広島市~廿日市市で開催される男子の駅伝大会。略称は「全国男子駅伝」、愛称は「ひろしま男子駅伝」。 == 概要 == 京都新聞社主催による皇后盃全国都道府県対抗女子駅伝競走大会が1992年(平成4年)の第10回大会を終えた際に、青木半治日本陸連会長が、「男子でも同様の大会をできないだろうか」と帖佐寛章陸連副会長に検討を指示〔帖佐寛章・梶原學『マラソンへの憧憬 帖佐寛章伝』、ベースボール・マガジン社、2008年、220-222頁。〕。男子はロードレース、駅伝過多で充電期間が少なく、新たに全国大会が増えれば強化育成に問題をきたすことから、既成の大会を中止して新大会を誕生させるという方法が取られることになった〔。ここで候補に挙がったのが中国駅伝で、同大会は"駅伝のメッカ"である広島県で開催される大会で〔、箱根駅伝に次いで日本で2番目に古い駅伝であったが〔、主催の中国新聞社、広島陸協は、苦渋、苦難の選択により要請を受け入れた〔。1931年(昭和6年)以来、62回続いた中国駅伝を中止したため、非難の声も渦巻いた〔。こうして1996年(平成8年)に"改革駅伝"として「全国都道府県対抗男子駅伝競走大会」がスタート〔。NHKも加わり〔NHKは前身の中国駅伝を、西日本地域向けにラジオ中継していた。〕、地元広島放送局を制作局として、放送業務を担うこととした。 広島市中区の平和記念公園前をスタート&フィニッシュとする。ここは平和大通り・宮島街道・宮島口・駅前・城南・中広と通る道は6つと女子の2分の1。廿日市市(旧・大野町)のJR前空駅東で折り返し、来た道を戻って行く48kmを7人でつないでいく。 開催日程は女子大会と2週連続になるよう設定されている。ちなみにこの大会の翌週には大阪国際女子マラソン、さらに翌週には別府大分毎日マラソンと、4週連続で大きなロードレース大会が続く。 スターターは広島県知事が行っている。 本大会は2010年以降優勝チームに対して天皇盃が賜与される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「天皇盃全国都道府県対抗男子駅伝競走大会」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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