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高校生国際美術展(こうこうせいこくさいびじゅつてん、International High School Arts Festival)とは、高校生を対象とした、書道と美術の公募展。通称は「こうこうび」。 == 概要 == 高校生国際美術展実行委員会が主催し、高校生を対象とした豊かな才能の育成と国際親睦〔日刊スポーツ新聞 2012年7月16日。〕、国際交流を深めることを目的とする公募展。毎年6月〜8月頃に開催される。 審査対象は、書の部(漢字、かな、漢字かな交じり、篆刻)と美術の部(平面作品、立体作品)がある〔「第13回高校生国際美術展 さまざまな国の若い感性が輝いている」月刊ギャラリーvol.7、2012年7月号。〕。いずれの部門も出品料無料。書の部では入賞者は主催団体負担で表装(軸装)を行う。入賞作品は、主催団体が返送料を負担し、作品が返却される〔 〕〔。 美術展では12〜14ヶ国程度の日本以外の国の高校生の優秀作品も同時に展示される。また、日本以外から出品する日本国外の高校生の訪日もあり、表彰式の前後には、上位入賞者の日本人と日本以外の国の受賞者を招いて一日箱根懇親旅行が催されるなど、高校生同士の国際交流も図っている〔。 審査においては学校名や個人名をふせ、作品のみの審査が行われている〔。審査基準は「あまり完成度が高くなくても、キラリと光る個性・感性を感じる作品」に賞を出しているという。実行委員長の半田は、「この展覧会を通して、日本の芸術レベルを上げていってほしい」「高校生は大人の始まりであり、この年齢からキラリと光る才能が開花するものであり、その才能を勇気づけ、自信を持ってもらうためである」などと述べている〔。 2012年第13回美術展では、廃校が決定し本美術展への最後の挑戦となる青森県立青森戸山高等学校美術科から3名が受賞し、話題となった〔〔。毎年、開会式や表彰式では、文化庁、外務省、東京都、メディア、各国大使館等からの出席がある〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「高校生国際美術展」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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