|
全日本新人王決定戦(ぜんにほんしんじんおうけっていせん)はプロボクシングの新人ボクサー日本一決定戦。主催は神戸新聞社デイリースポーツ事業本部、日本プロボクシング協会。発案者は当時日本ボクシングコミッション(JBC)理事だった郡司信夫。 == 概要 == 毎年春頃から始まるC級ライセンス選手による「新人王トーナメント」の決勝戦で、毎年12月に後楽園ホールで開催される(1996年までは隔年で大阪府立体育会館で開催されていた)。 全日本決勝までの道程は、まず東日本(北日本含む)・西日本・中日本・西部日本各地区で各地区・各階級(ミドル級以下とヘビー級。ただし、スーパーウェルター級に関しては現在実施されていない)の代表決定トーナメントを勝ち抜かなければならない。さらに東日本地区以外の3地区の新人王は「西軍代表」を決定するトーナメントを勝ち抜かねば全日本決勝まで進めない。そうして東日本新人王(=東軍代表)と西軍代表が、この全日本新人王決定戦で対戦する。西軍代表決定戦はそれまでは西日本・中日本・西部日本の持ち回りであったが、2014年より大阪固定開催に変更されることになった。 公式戦はC級の試合同様4回戦で行われるが、地区新人王決勝及び全日本新人王については2007年より新人王戦4勝を挙げた選手同士の試合は5回戦で行われる。また、全日本新人王では2010年よりラウンドマストシステムの延長戦が導入された。 西日本決勝はスカイA sports+「ベストファイトボクシング」で、東日本決勝と決定戦は日テレジータス「ダイナミックグローブ」で毎年テレビ中継されている。 会場となる後楽園ホールには関係者をはじめ、各選手の応援団や熱心なボクシングファンが全国から駆けつけ、例年立錐の余地の無い超満員となる。 この全日本新人王決定戦に勝利し、全日本新人王を獲得した選手は該当年度の12月付日本ランキングで各階級の最下位にランクされる特典を得る。 第22回(1976年)よりMVPを始めとする各賞が創設され、新人王の中から選ばれる。 1978年から1981年までは韓国の各級新人王との日韓対抗戦が開催されていた。2011年春にソウルで30年ぶり開催が発表される、東日本大震災などの影響で中止となった。2013年4月21日に後楽園ホールで復活することが1月28日に発表された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「全日本新人王決定戦」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|