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協同組合全日本通訳案内士連盟(きょうどうくみあい ぜんにほんつうやくあんないしれんめい、英称:Japan Federation of Certified Guides(略称 JFG))は全国約700名の通訳案内士(通称:通訳ガイド)が個人事業主として組織、加盟する事業協同組合である。 組合員は、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、中国語、韓国語の9ヶ国語いずれか、又は2ヶ国語以上の通訳案内士資格を有する現役の通訳案内士である。 通訳案内士(通称通訳ガイド)(Certified guide)とは、通訳案内士法に基づく国家試験「通訳案内士試験」に合格し、通訳案内士として居住地の都道府県知事より登録証の交付を受けた者のみが従事できる職業につくプロの観光ガイドのことであり、外国人観光客に対して有償で通訳及び観光案内を行う。 通訳案内士法第二条:通訳案内士は、報酬を得て、通訳案内(外国人に付き添い、外国語を用いて、旅行に関する案内をすることをいう。)を行うことを業とする。 外国人旅行者が日本を正しく理解し日本の良い印象を持って帰国してもらうことは国際観光振興の重要な目的の一つであるため、通訳案内士は語学力が単に優秀であるだけでなく、日本の地理、歴史、さらに産業、経済、政治および文化といった分野に至る幅広い知識、教養が必要とされる。また諸外国との親善交流や宗教や文化の違う国々との相互理解を深める役割も担うため社交性も必要とされる。 おもてなしの心をもって旅をより楽しく演出する役割に加え、天災やトラブル、病気や怪我などあらゆる状況に対処し、旅行中の安全を配慮する役割も担う。草の根レベルで訪日外国人の接遇業務にあたる職業であることから「民間外交官」とも呼ばれる。 600px 写真-ビジット・ジャパン・キャンペーンの一環で訪日外国観光客に「通訳案内士」をPR == 沿革 == *1982年6月15日 「通訳案内業法」第15条に基づき、運輸大臣に届出を受理され、初の「通訳案内業者の同業者団体」として誕生。 *1994年4月28日 「協同組合法」に基づき、運輸大臣より認可(運観旅第374号)を受け、初の「通訳案内業者の事業協同組合全国組織」として発足。 *2006年4月1日 通訳案内業法が「通訳案内士法」に改正されたため、組織の名称を「協同組合全日本通訳案内士連盟(英称:Japan Federation of Certified Guides)」に変更。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「全日本通訳案内士連盟」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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