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全軍局[ぜんぐんきょく]
全軍局〔補足として、ドイツ語の''Streitkräfte''は英語では''armed forces''と訳され、他の欧米語間での訳語もこれに相当する単語があてられている(Oxford University Press, ''Oxford Color German Dictionary Plus'', Oxford University Press, 2007.)。『戦後 世界軍事資料』では全軍局と表記される。〕(ぜんぐんきょく、ドイツ語:Streitkräfteamt、略称:SKA)は、戦力基盤軍に存在する機関の一つ。1959年12月15日に設立され、かつてはドイツ連邦軍全軍を横断する連邦軍局として、全軍に共通する一部の専門分野を担当した。1975年に全軍局(SKA)と改称される。その後、2000年10月に戦力基盤軍が創設され、その傘下におかれて任務も変更された。 連邦軍出動指揮司令部、戦力支援司令部と並列し、連邦軍副総監の直下に置かれる。局長には陸・空軍または海軍少将が充てられる。 == 概要と任務 == 設立当初はドイツ連邦軍に設けられた2つの連邦軍大学の指導管理から始まった。その当時、連邦軍局の部門として1959年に設立されていた。責任の焦点は軍隊共通分野(streitkräftegemeinsamen Bereich)として文民機構ではなく軍隊内部に置かれる。早くも局はドイツ連邦軍全軍のために統制任務、予備役兵業務、心理戦防護、軍楽隊および情報機関などの軍種横断的分野について責任を負う。 1975年に全軍局に改称され、連邦軍組織分野における中枢軍事部門の高等統制機関として再編成される。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「全軍局」の詳細全文を読む
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