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八丈島東方沖地震[はちじょうじまとうほうおきじしん]
八丈島東方沖地震(はちじょうじまとうほうおきじしん)は、1972年に八丈島の東方沖で発生した地震である。 == 概要 == 1972年(昭和47年)12月4日午後7時16分、八丈島の東北東約110kmの太平洋を震央とする深さ54km、M 7.2(Mw 7.4)の地震が発生。この地震により八丈島で最大震度の6、東京で震度4を記録した。この地震に対し、気象庁は1972年12月4日八丈島東方沖地震と命名した。八丈島東方沖では同年2月29日にもM 7.0 (Mw 7.2)の地震が発生し、八丈町で最大震度5を記録していた。それからは余震が続き震度5を最高に100回近くの余震が発生していた。 この地震では、八丈島では最大波高50cm程度の津波を観測した〔 地震予知連絡会 会報第49巻〕。 福井地震以来長らく震度6の観測事例がなく、この地震で24年ぶりに公式に震度6を観測したことになる。 なおこの地震では東京都新宿区に建設されたばかりの超高層ビル、京王プラザホテル(47階建、170m)では44階のレストランでは高層ビル特有の長周期の横揺れが発生して客などが一時騒然となったという。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「八丈島東方沖地震」の詳細全文を読む
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